月別アーカイブ: 2025年12月

『お母さんが元気!』が家族のエネルギー源になるという話。

『お母さんが元気でいられることが、家族のエネルギー源になるという話。』


数日、体調が悪かった。

頭痛、吐き気、体の重だるさ…

布団から起き上がる気力すらない日が数日続いた。


たったこれだけのことで、家の中が一気にぐちゃぐちゃになった。


リビングは散らかり放題。

洗濯物は山盛り。

キッチンには洗い物が溜まり、床には子どもの食べこぼしや埃が落ちていく。


そして思った。


「毎日、私こんなにたくさんのことをやってたんだ。」


母親って、家族が気づかないレベルで

信じられない量のタスクを同時にこなしている。


・朝ごはん

・お弁当

・洗濯

・掃除

・送り迎え

・仕事

・食材の管理

・買い出し

・夕飯

・お風呂

・片付け

・寝かしつけ…


これを“毎日あたり前のように”し続けている。


でも、誰も悪くない。

ただ、当の母親でさえ気づかないまま

「普通のこと」と思ってしまっている。


だけど、数日動けなくなって、改めて悟った。


お母さんの体調が崩れると、一気に家庭はまわらなくなる


「私が寝込んでも、誰かがなんとかしてくれる」

なんてことはほぼ起こらない。


現実は、


・洗濯物は溜まり

・食べるものは冷凍食品に偏り

・子どもが荒れ始め

・自分は自己嫌悪でメンタルが落ちる


体調が悪いのに休むことすらできなくて、

“ただ生きてるだけでしんどい”状態になる。


私は鍼灸師だし、

心のケアのコーチングもしているけど、


それでも 「母親である自分」 はときどき限界を迎える。


完璧じゃない。

強くもない。

ただ“人”なんだ。


「お母さんが元気でいることは、家族全員のエネルギー源」


今回の体調不良で強く感じたのはこれ。


お母さんが元気だと、家族は自然とうまく回りだす。

逆に、お母さんが倒れると、家庭全体が揺らぐ。


だからまずはこれでいい。


・今日の家事、全部できなくていい

・お惣菜でもいい

・洗濯は明日でもいい

・子どもがテレビを長く見てもいい


“お母さんのエネルギー”が満タンじゃないと、誰も幸せになれない。


今回の体調不良で気づいた「心のSOS」


体調が悪いとき、

ただの疲れだけじゃなくて

心の蓄積が体に出ていることが多い。


私は数日前から、


・不安感

・虚無感

・焦り

・ソワソワする感覚

・涙が出そうになる


こんな感情が一気に押し寄せていた。


これは“心が限界です”のサイン。


そして体は正直で、

頭痛・吐き気・体の重だるさとして教えてくれる。


お母さんは自分のことを後回しにしがち。

でも本当は、

心と体の声を最優先に聞いてあげなきゃいけない。


ルート治療をして分かった「体の限界」


私は鍼灸師だから、

自分の体調不良の原因がすぐ分かる。


今回も自分にルート治療をしたら、


・首肩の過緊張

・食いしばりによる側頭部の緊張

・自律神経の乱れ

・感情の蓄積ポイント

・胃の不快感

・呼吸の浅さ


全部ひっかかっていた。


母親って、本当に自分の体を酷使してる。

知らないうちに、心も体もボロボロになる。


ひとつひとつの緊張を緩めながら、

自分で自分を癒していくと、

感情の洪水みたいになって泣けてきた。


「私、頑張りすぎてたな…」

ってようやく気づけた瞬間。


コーチングでわかったこと


心が疲れているときは、必ず「内なる子ども」が泣いている。


“寂しいよ”

“頑張りすぎて苦しいよ”

“もっと甘えたいよ”

“誰かに受け止めてほしいよ”

“休みたいよ”

そう言ってるのに、

大人の私が無視して働き続けるから体が壊れる。


私はコーチングのクライアントさんにも必ず伝えている。


「感情は出していい」


溜めておいても何もいいことはない。出して「内なる子ども」の声を受け入れてあげる。そしたら心も体もフワっと緩む。


今回、まさに私がそれを体験した。


そして気づいた。


もっと自分を労わらなきゃ。

もっと自分を優しく扱わなきゃ。

もっと自分を大事にしていいんだ。


母親でも、

妻でも、

仕事をしていても、


まず守るべきは「自分の心と体」。


誰かのためにがんばる前に、

“自分を満たすこと”が先。



------------------------------


《同じように苦しんでいるお母さんへ》


もし今、


・体調がずっとすぐれない

・朝起きるのがしんどい

・気力が湧かない

・子どもに優しくできない

・すぐ涙が出る

・不安が強い

・家が片付かない

・毎日しんどい


そんな状態なら、それはあなたが弱いんじゃない。


あなたが“限界までがんばりすぎている証拠”。


まずはこう言ってあげてほしい。


「よく頑張ってるね、私。

ここまで1人で抱えてきて偉かったよ。」


涙が出たら、それで正解。

心が緩んだ証拠だから。


私は“整える専門家”として、あなたの味方でいたい。


私は今、

・ルート治療(体)

・コーチング(心)

両方から“本来の自分に戻す”サポートをしている。


体と心を一緒に整えたほうが、

人生が圧倒的にラクになることを自分でも実感したから。